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中国からの商品の輸入について

2012年07月26日            
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まず注意すべきこととして、中国はもちろん、海外とのビジネスは日本のような信用をベースとした取引ではないこと、コミュニケーションが十分でないこと、日本の常識が海外では通じないことなどを十分に理解する必要がある。そのうえで、中国からの商品輸入の注意点について、簡単に説明する。

一般論としての中国からの輸入について

(1)品質問題
サンプルがどんなに優良でも、実際の輸入商品は品質のバラつきが出てきます。中国国内で十分に安定した商品として認知されているもの以外は非常に大きなトラブルが発生する可能性があります。契約書に明確な規定を入れてください。はじめは、現地での品質検査をきめ細かく行う必要があります(できることなら出荷前の全品検査)。
品質に対する厳しさに大きな格差(カルチャーギャップ)があり、品質基準を明確に数値化する必要があります。日本のような「相互信頼」をベースとしたビジネス感覚を捨ててください。

(2)納期
最近はかなりグローバル化されましたが、納期を厳守するという感覚に欠けています。契約時の取り決めと罰則規定を明確にするべきです。
日本の売り先との契約も、納期遅れを計算に入れたうえで余裕を持つことが重要です。

(3)価格
中国からは、必ずしも物価に即した「非常に」安い商品が出てくるとは限りません。あくまでも国際価格が基準とされます。
せっかく時間と費用をかけて日本でマーケットを作っても、中国側が簡単に他のルートで販売してくることがあります。これも、契約時に禁止事項として加える工夫が必要です。
販売が好調になると、値上げ要求が来ます。

(4)クレーム
日本国内のように、簡単にはクレームに応じてくれません。商品の返品、返金は難しいと覚悟してください。「自分のミス」を認めない人が多く、面子も重視します。
係争も、外国企業に対してはなかなか公平な判決が出ません。何よりも、費用対効果の問題があります。
賠償をお金で払わせることは、まず困難と肝に銘じてください。仮にクレームを認めても、現金による補償ではなく、次回の取引での相殺などの要求が出てきます。

(5)契約書

最後にモノを言うのは契約書です。できるだけ買い手に有利な条項を作り、後になって後悔しないように事前にじっくりと検討してください。買い手有利の契約書フォーム、契約書作成上の注意点などの資料は当機構に用意してありますから、ご相談ください。

 

取引相手の探し方
次に重要なことは、いかに優良な相手(製造者、貿易業者)を探すかということです。これはビジネス成否の大半を占め、最も難しいポイントです。以下の諸点を参照され、あくまでも他人任せにせず、実際にご自身で相手を確認することが重要です。

 

(1)交易会、展示会への参加
春・秋の年2回(会期:各2週間)、広州で輸出入交易会が開催され、雑貨をはじめ中国の多くの輸出商品が展示されます。現場でメーカーなどとの商談・直接コンタクトも可能です。
上記のほか、上海では華東商品交易会(繊維・雑貨中心)が毎年3月に開催されているほか、主要都市でも随時行われています。
最近、中国で「逆見本市」が頻繁に開催されます。これは、輸入したい商品を外国企業が展示して、中国のメーカーが参観して商談を行うというものです。一般展示会を含め、展示会の情報はJETROのJ-MESSE(http://www.jetro.go.jp/j-messe)(新規ウィンドウで表示)を検索してみてください。
手軽なところでは、日本でも展示会や物産展が開催されます。各地の中国経済団体・商工団体にお問い合わせください。


(2)海外ウェブサイトからの情報入手

以下のようなサイトから中国の商品展示を見ることができます。ただし、取引については登録が必要で、すべて自己リスクです。
日中B2B貿易サイト:http://www.86to81.com/(新規ウィンドウで表示)
TTPP:JETROが運営する海外ビジネスマッチングサイトです。
http://www.jetro.go.jp/ttppoas/indexj.html(新規ウィンドウで表示)
以上のほか、都道府県にも同様のサイトを有するところがありますので、自治体の商工部や商工会議所などに問い合わせてみてください。
 


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